01 / 経典教科書推薦
経典教科書推薦
対象読者
行動経済学の専門科目を履修する学部上級生や修士課程の学生に向く。意思決定を経済学的に体系立てて学びたい心理学、経営学、公共政策の学生にも適している。ナッジやバイアスに関する一般向けの解説を読んだうえで、その背後にあるモデルと論争を知りたい読者にも役立つ。
前提知識
中級ミクロ経済学の知識を前提とし、基礎的な確率と代数に慣れているとなおよい。
扱う内容
合理性と証拠の役割をめぐる方法論的な導入の後、価値と選好、信念とヒューリスティクス、リスク下の選択とプロスペクト理論、心の会計、異時点間の選択と現在バイアス、戦略的相互作用と行動ゲーム理論、公平性や互恵性などの社会的選好、進化論と神経経済学の視点を扱う。最後に政策への応用と分野全体の評価を述べる。
使い方
後の章は何を合理的とみなすかという問いに繰り返し立ち返るので、まず冒頭の方法論の章を読むとよい。章末のケーススタディに取り組み、各行動モデルを、それが修正している標準モデルと比べながら読むとよい。
版と出典
本項目は、2017年12月に Red Globe Press から刊行され、現在は Bloomsbury Academic が扱う第3版を対象とする。書誌情報は Campusbokhandeln の書誌ページに基づき、大英図書館と Google Books の記録とも一致している。