01 / 読書ガイド
読書ガイド
工学熱力学の学び方:教科書の選択からエネルギー収支まで
無料の入門書と二つの総合教科書を比較。六段階の学習課題と独自の計算例で、境界・単位・仮定を明確にしたエネルギー収支を身につけます。
学習順路・例題の編集責任:University Reading List編集プロジェクト。
対象読者
学部で初めて一学期の工業熱力学を学ぶ学生や、大きな参考書の前に基礎を固めたい読者向け。エネルギー計算がばらばらの公式に見えるとき、簡潔な順序で収支式の意味をつかむ助けになる。
前提知識
代数、単位換算、基礎的な微積分、初歩の物理が必要。熱力学の履修経験は不要だが、物性表の読み方と系・周囲の区別を学ぶ準備が必要。
扱う内容
状態量と物質モデルから閉じた系・検査体積の第一法則へ進み、エントロピーと第二法則を学ぶ。工学の例題で装置の図、物性の選択、収支式に入る量を結びつける。
使い方
問題ごとに境界を描き、質量が通過するか確認する。定常状態、熱移動、運動・位置エネルギーの仮定を書いてから式を簡単にする。状態を決めてデータを選び、エネルギーだけでなくエントロピーの条件も確認する。同じ例で境界を変え、計算の整理を比較したい。
版と出典
BCcampusの書誌は刊行日を2022年9月1日とする。ウェブと各種ダウンロードを無料で利用でき、別記を除きCC BY-NC-SA 4.0。本案内は序文・目次・入門部分に基づき、特定大学での採用は主張しない。