01 / 経典教科書推薦
経典教科書推薦
対象読者
国際貿易を専門分野科目として学ぶ経済学博士課程の1〜2年生や、研究志向の修士課程の学生に向く。開発経済学、産業組織論、経済地理学の研究者が、貿易モデルとそれに付随する実証手法を丁寧に確認するための参考書としても使える。
前提知識
大学院レベルのミクロ経済理論、多変数の微積分、ある程度の計量経済学の知識が前提となる。
扱う内容
リカード・モデルとヘクシャー=オリーン・モデル、要素含有量の検定から始まり、特殊要素、中間財貿易とオフショアリング、規模の経済と独占的競争、グラビティ方程式、メリッツの系譜に連なる企業の異質性、貿易利益、貿易政策の政治経済学を扱う。不完全競争下の関税と割当、多国籍企業、貿易と成長の関係も論じる。
使い方
紙とペンを使って取り組む講義用テキストとして扱い、主要な結果を自分で導出し直し、演習問題に挑戦するとよい。各章を引用されている原論文と併読し、実証の節は再現演習のひな形として活用できる。
版と出典
本項目は、Princeton University Press が2015年11月に刊行した第2版を扱う。出版社サイトを開けなかったため、書誌情報は Google Books の書誌ページに基づき、Open Library の記録とも一致している。