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読書ガイド
対象読者
マルクスの基礎を学び、概説よりも集中的な論争に進みたい大学院生向け。抽象的労働を自然的実体とする解釈を批判し、社会的な理解を提案するため、競合する説明との比較が必要。
前提知識
剰余価値、賃金、利潤などマルクス経済学の語彙を知っておく。後半と付録の形式的議論には代数と投入産出の考え方が役立つ。
扱う内容
抽象的労働を自然的なものとする議論から歴史的社会関係へ進み、包摂と搾取、価値と価格、搾取の測度を検討する。付録は再生産と賃金支払いの時点を形式化し、解釈と経済的測定を結び付ける。
使い方
抽象的労働の異なる意味を整理してから、モデルの仮定、量、結論を記す。小さな数値例を計算し、賃金の時点や価格体系の変更で何が変わるかを考える。本文解釈、経済仮定、数学への異議を分け、別の立場を参考文献から探したい。
版と出典
2019年のOBP刊、CC BY 4.0。完全な公式読書版に五つの主章、結論、付録、参考文献がそろう。ISBNは紙版に対応する。一つの理論的再構成として読み、入門経済学や学界の合意に代わるものとはしない。 書誌情報. 無料の全文.