01 / 読書ガイド
読書ガイド
対象読者
概説から細かなテキストの論証へ進む学部上級生と大学院の読者向け。仏教の形而上学や宋明儒学の用語を検討するときは、主な伝統についての予備知識が特に役立つ。選文を導入と学術的注記とともに読み、議論のある翻訳を比較する時間も確保したい。
前提知識
中国哲学の入門講義か信頼できる概説を先に学び、儒教・道家・仏教の基本的な論争を知っておきたい。漢文の知識は訳の照合に役立つが、英語の選文を読むための必須条件ではない。
扱う内容
訳文に歴史的な説明と学術的な参照を添える。目次には先秦諸学派、中国仏教の議論、宋明儒学の思想家、哲学用語の翻訳を扱う付録がある。アジア哲学・比較哲学で中国思想を論じるための資料集であり、アジア全体を網羅する概説ではない。
使い方
問いを一つ決め、関連する二組の選文を読む。それぞれの論証を組み直してから語彙を比べ、原著者の立場とChanの説明を分ける。旧式のローマ字表記、漢字、現在のピンインの対応表も作りたい。議論のある用語は別の訳や近年の研究で確かめ、英語一語への置き換えで問題を解決しない。
版と出典
出版社のJSTOR書誌はChanを翻訳・編纂者とし、電子ISBN 9781400820030と著作権年1963年を示す。本ページでは電子版の刊行年を推定していない。書誌、目次、公開された章の冒頭を確認した範囲の案内であり、全巻の利用には図書館契約などが必要になる場合がある。歴史的用語と解釈の枠組みは新しい研究とも比べたい。原題を用いる。