01 / 経典教科書推薦
経典教科書推薦
対象読者
長期の経済発展について世界規模で比較的な説明を必要とする経済史、経済学、歴史学、開発学の学部生に向く。なぜ地域間で豊かさに差が生じたのかを問う経済史・政治経済学の授業や、ヨーロッパ中心の物語を超えて、身体計測や制度に関する証拠を含む最近の数量的研究に触れたい学生にも適している。
前提知識
経済史の予備知識は不要だが、GDP、生産性、貿易などの基本的な経済概念に慣れていると理解しやすい。
扱う内容
地域別の章は北西ヨーロッパ、南・東・中央ヨーロッパ、アメリカ合衆国とカナダ、ラテンアメリカ、日本、中国、中東・北アフリカ・中央アジア、南アジア、東南アジアとオーストラリア・ニュージーランド、サハラ以南アフリカを扱う。橋渡しの章では実質所得の大分岐、人的資本、1930年代の大恐慌と2008年以降の危機、資源の呪い、1913年以前の貿易と貧困、経済史における女性、健康指標としての身長、制度の発展を検討する。
使い方
Neal と Cameron の教科書に代わる主教材として使える。一続きの通史ではなく専門家による地域別の章で構成され、最近の数量的証拠により多く依拠している。まず序章を読み、授業で比較する地域の章に進み、橋渡しの章を比較を主題とするレポートの枠組みに使うとよい。
版と出典
本項目は Cambridge University Press が2016年にペーパーバックで刊行した初版(現時点で唯一の版)を扱う。ハードカバー版も同時に刊行された。書誌情報は Booktopia に基づく。