01 / 経典教科書推薦
経典教科書推薦
対象読者
授業で財務諸表に触れることになる経済学、金融、経営学の一年生が、技術的な会計の教科書に進む前に概念の全体像をつかむのに向く。法学や社会科学の学生、企業の年次報告書や会計基準をめぐる議論を理解したい一般の読者にも適している。
前提知識
会計、金融、経済学についての予備知識は必要ない。
扱う内容
会計の目的と歴史、資産・負債・資本・収益・費用といった基本概念、そして貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の相互関係を説明する。取得原価と公正価値などの測定方法の選択、各国基準と国際基準の設定、会計の国際的な違い、監査、粉飾的な会計処理と企業不祥事についても論じる。
使い方
最初の会計や金融経済学の授業の前後に、数回に分けて読むとよい。公表されている年次報告書を手元に置き、本書が説明する財務諸表や用語を実際に探してみたうえで、複式簿記や演習のために本格的な財務会計の教科書へ進むとよい。
版と出典
本項目は、Oxford University Press が2014年に Very Short Introductions シリーズの一冊としてペーパーバックで刊行した初版(現行唯一の版)を扱う。書誌情報は Google Books の書誌ページに基づく。