経済学

Principles of Financial Economics

Stephen F. LeRoy; Jan Werner

英語原題: Principles of Financial Economics

証券価格を市場均衡と無裁定から学ぶ大学院向け教材。微視経済学と確率・線形代数の基礎を前提とする。

前提知識

微視経済学の最適化、行列計算、多変数微積分、確率の基礎が必要。証明に進む前に、状態ごとの証券ペイオフの表し方を復習しておきたい。

版
2
出版年
2014
難易度レベル
上級
学術レベル
大学院
financial economicsequilibriumarbitragegraduate textbook

01 / 読書ガイド

読書ガイド

対象読者

取引公式の一覧ではなく、資産価格が経済モデルから導かれる理由を学びたい大学院生向け。学部段階の経済学を学び、仮定と証明を追う準備のある読者に合う。会計の入門書の次に金融理論へ進む際にも使えるが、会計実務の解説書ではない。

前提知識

微視経済学の最適化、行列計算、多変数微積分、確率の基礎が必要。証明に進む前に、状態ごとの証券ペイオフの表し方を復習しておきたい。

扱う内容

均衡、評価、リスク配分を扱い、まず二時点の経済によって仮定を明確にする。その枠組みをポートフォリオ制約や無限期間市場へ拡張する。個人の選択、市場の需給一致、価格の関係を理解することが中心で、デリバティブの取引実務を広く紹介する本とは役割が異なる。

使い方

小さな例のペイオフ行列を自分で作ってから一般的な証明を読む。各結果の仮定を書き出し、無裁定からの結論と均衡からの結論を区別する。取引可能な証券を一つ減らして計算し直すと、成立しなくなる関係が見えやすい。無限期間モデルは授業の順序に沿って進めたい。

版と出典

対象は2014年刊の英語第2版ペーパーバック、ISBN 9781107673021。出版社の前付資料で確認した。ミネソタ大学ECON 8705のシラバスは2024年春Session IIIのPart 1に同版を指定するが、製本形式までは指定しない。書名は原題を用い、日本語版の存在を示すものではない。出版社ページで利用方法を確認できる。公開されている前付は全巻無料公開ではない。

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